山内 美桜 さん
実践食物学科
製菓衛生師コース1年
最初に興味を持ったのが和菓子です。私自身、あんこがあまり得意ではないのですが、地元にある和菓子屋さんの苺大福がすごく美味しくて、苦手な人でも美味しいと思ってもらえるお菓子を作ってみたいと思いこの分野を選びました。東大阪大学短期大学部では、1年生で洋菓子を学び、2年生で和菓子を学ぶことができるのも魅力です。また、姉2人も本学の卒業生なので、入学する前から学校の寮に遊びに行ったり、姉と一緒に先生と話したりしていたので親近感や安心感があり、この学校を選びました。寮があることも選んだ理由の1つになっています。
授業では衛生法規、公衆衛生学、食品学、食品衛生学などを勉強しています。苦手な授業もあり、覚えることばかりで大変ですが、友達と一緒に分からないところを解決したり、1つのものを作り上げる達成感があるので、勉強していて毎日が楽しいです。今は高校生の時よりも一生懸命勉強しています(笑)。実習では製菓・製パンを学んでいます。具体的には、生クリームのナッペや絞りのやり方まで様々な技術を勉強していて、作ることが楽しいのでしんどいなと思ったことが一度もありません。コロナ禍で思うような活動はできていませんが、サークル活動は中学からやっているバスケットボールをしています。サークルでは、大学の人たちとも交流ができるので楽しいです。
自分の好きなことで入った学校で、友達も同じ気持ちを持っているので、苦手なことでもそれについていろいろな意見を出し合うことが楽しく、友達と一緒に勉強している「楽しさ」を強く実感しています。あと、少人数制で先生方との距離も近く、皆さん優しいので分からない時や迷った時にはすぐに聞きに行ける環境があります。友達も明るくておもしろい人がたくさんいるので本当に毎日が楽しいです。
製菓衛生師の資格を取るために、中学校・高校の時より、自分から意欲的に勉強しているところが成長したと感じる部分です。高校生の時は、国語や数学というように、まったく別物として分かれていたのですが、大学は栄養学、食品学、食品衛生学と似た分類で細かく分かれていて、すべてが関連しているので、ひたすら勉強をしています。友達とも励ましあって勉強しているので助けてもらうことも多く、一人で勉強をする以上にがんばれます。
まず、製菓衛生師の資格を取る事が一番の目標です。学校に入って学んだり、友達と話していく中で初めて聞く職業があることも知りました。将来やりたいことが多くて迷っていますが、結婚式場でブライダルケーキを作ってみたり、病院の子供たちにカロリーの低いお菓子を作ってあげたりしてみたい、といろいろ考えています。この学校に決めた時に、姉が通っていた実践保育学科にするか迷ったこともあったのですが、製菓衛生師として子どもに関われる(子どもの笑顔が見れる)仕事もいいなと思っています。あと1年あるので製菓専門に進むのか、調理も含めた広い方面に進むのかを決めていきたいと思っています。
姉の母校なので、姉と一緒に3回ほどオープンキャンパスに参加しました。一番最初、知り合いもいない中ですごく緊張していて「、ここでやっていけるかな」と不安な気持ちでいっぱいでした。その時に、学校の雰囲気や先生方と楽しそうに話す姉の姿を見て、「すごくいい雰囲気の学校だな」と感じ、不安がなくなりました。その体験を親に話した時、「自分のしたいことのためになる学校なら選んでいいよ」と背中を押してくれました。恩返しではないですが、入学させてくれた親の喜んでいる顔を見たいので、製菓衛生師の資格を取れるように、学校生活の残りの時間を大切にがんばりたいです。
緊張しすぎず、自然体で自分から行動すれば、先生や友達も助けてくれるので、自ら行動する気持ちがあれば大丈夫だと思います。学校が大阪(関西)なので、地方の人でも関西のノリを楽しんでもらえれば、もっと学校生活が楽しくなると思います。