𠮷川 太陽 さん
国際教養こども学科
1年
高校の野球部の監督と、東大阪大学の監督が知り合いでした。その関係から「東大阪大学で硬式野球部を立ち上げるので、選手を集めている」ということで声が掛かり、誘っていただきました。後日、オープンキャンパスに参加したときに監督と直接お会いして話を伺うと「本当にこの方は野球が好きなんだ!」と感じ、強く印象に残りました。その熱心さに僕も「(ゼロから硬式野球部を立ち上げることが)楽しそうだな!」と情熱が湧き上がってきました。また、小学生のころから従弟やその友達など、小さい子どもたちの面倒をみたり、遊んだりしていたため、将来子どもに関わることをしてみたいと思っていました。東大阪大学では教員免許が取れると聞いていたので、オープンキャンパスの模擬授業も気になっていました。模擬授業では、海外の文化や子どもについての内容で、「今までこんな内容を勉強したことない!」と感じ、興味を持ちました。他の大学と迷っている時期もありましたが、先輩や先生の雰囲気、授業の内容から、「ここなら大丈夫そうだ」と思い、東大阪大学に決めました。
英語や中国語など、複数の外国語を学んでいます。高校生のころ、語学が苦手だったこともあり、大学の授業では「こんなに語学って難しかったかな・・・」と思うこともあります。それでも、コツコツと勉強を続けるうちに徐々に分かってくるので、やる気にもつながっています。周りの社会人の方に聞くと「(今、学んでいることが)社会に出てからも役に立つから、学んでおいて損はないよ」と言われるので、将来の自分のためにも勉強を重ねています。また、前期には「子ども学」という授業を受けていました。そこでは「小さい子どもでも意思はあるし、大人と同じで意見も言う」ということを学び、子どもと関わる現場では「(そういった)子どもに対する向き合い方までしっかりと考えておかなければいけないんだ」と、印象に残りました。基本的に野球中心の生活のため、授業時間の関係もあって子どもに関する授業をなかなか受けることができていませんが、2年生からは、どの授業を受けるかを自分で決められるので、今よりももっと語学や子どもに関する授業を受講していきたいと思っています。(句点の追加)
大学での野球がとても楽しく、野球部のみんなも面白くてすごく気に入っています。少人数ということもあるかもしれませんが、野球の練習が毎日とても楽しいです。みんなで声を出しあい、一人ひとりが一生懸命練習に打ち込めていますし、高校時代とはまた違う真剣さがあっておもしろいと感じています。練習後の時間は、ムードメーカーを中心に仲間同士の掛け合いが始まって笑顔が絶えません。本当に毎日が充実していると感じています。
高校生のときよりも自分から進んで勉強する時間が増えたことに成長を感じます。高校では課題がほとんどなく、野球ばかりしていましたが、大学では課題がほぼ毎日あるので、分からないことを進んで勉強するようになりました。さらに、最近では課題とは別に、英語や中国語を自主的に勉強しています。また、野球では怪我が多い1年でしたが、他ポジションでの練習や筋トレ、ランニングなどの体づくりが時間をかけてできたため、良い感じに下積みができたと思っています。前にできなかったことができるようになったり、最初は練習で「バテバテ」になっていたのが、今では体力がついて「少ししんどいくらい」でこなせるようになったりと、成長を実感しています。チームの仲間を見ても、一人ひとりが成長していることを感じます。3月から試合が始まるので、コンディションを万全に整えて、ピッチャーとしてきっちり抑えていこうと思っています。
4年生までに野球で結果を残して、社会人野球に行くことが僕の目標です。昨年2月から練習を開始しましたが、新型コロナウイルス感染症の関係で練習を行うことが容易ではなく、試合もほとんどありませんでした。僕の野球部内でのポジションはサイドをきっちりと固める役割です。初期メンバーでもあるので、できることは可能な限りやろうという気持ちで、練習や試合で必死に声を出して周りを盛り上げ、努力を重ねてきました。2月から1年生も多く入ってくれたので、身が引き締まる思いです。大学の野球はリーグ戦なので、チームとして3部リーグから2部リーグへ上がることをめざしています。個人では、ピッチャーとしての成績を上げ、社会人野球へ行けるように活躍していきたいと思っています。平行して、幼稚園や小学校の先生の資格取得を目指して、勉強を続けていきたいと考えています。
学校選びについて、親とあまり細かく相談をしませんでした。東大阪大学に進学すると伝えたときも「野球をそこでできるんだったら、良いのではないか」と、大学でも野球を続けることを後押ししてくれました。昔から野球についてアドバイスをしてくれたりと、活躍を認めてくれていたので、進学を快く賛成してくれたのだと思います。親には「ありがとう!」の一言しかないと思っています。本当に、とても感謝しています。
自分が気になったことや興味が湧いたことがあれば、積極的に見に行ったり、調べてみたりと探求していくと良いと思います。また、感覚に従ってみることも大切だと思います。「自分に1番合っている!」と感じられる学校が見つかるまで、いろいろな学校のオープンキャンパスに参加してみてください。